OD界の優等生、ここに極まれり!!
こんにちは!!けえすです(´・ω・`)オーバードライブってたくさん種類があってみんなのお勧めがたくさんありすぎて決めかねるんよね~(>_<)なんて贅沢な選択肢の沼にはまっている人に今回は「fulltone OCD」を紹介します!!
よく言う「伝統の歪みと同じ回路をアナログで忠実に再現」とか「有名〇〇系のコピーモデルでパーツやハンダにこだわった」とか一切なし!!むしろマイナーチェンジを繰り返しつつも現代の音楽にもなじみやすい歪みとして確固たる地位を確立しているペダルです(´・ω・`)
どんな歪み?
非常にナチュラルに歪みます。クランチからディストーション手前くらいまでのゲインの可変域ですが、特徴ある歪みというより、アンプの信号を増幅させ、音圧が出てくるような感じ。そのためゲインは回し切ってしまうとブーミーに感じます(´・ω・`)シングルコイルなどのハイが立つピックアップとの相性は抜群でシャカシャカな歪みサウンドをより膨らみのある迫力あるサウンドに変えてくれます!
またソリッドステートアンプとの相性は抜群で、よく使用者の声には「ジャズコのトランジスタ臭を抜くため」というレビューが見られますが、まさにジャズコを真空管アンプライクな音に変えてくれるエフェクターだと思います。
ピッキング強弱に対する反応性も良く、設定次第では常時踏みっぱなしでもいいくらい(´・ω・`)ブースターとして使用するには十分すぎる性能ですが、メインの歪みとしてもアンプや前段にかけている歪みペダルのキャラクターを打ち消さずに自然に持ち上げて歪ませてくれる、優等生的な歪みです。
HPとLP
本機の特徴として筐体上部ミニスイッチにHP(ハイパス)とLP(ローパス)が備えられていますが、HPはマーシャル系の歪みの音、LPはフェンダー系の歪みの音として認識されていますが、単純に抜けが良く迫力ある方がHP、低域にシフトした音で音に深みが出る方がLP、みたいなとらえ方でよいと思います。確実に音のキャラクターは違うのでどちらが自分好みかは切り替えて使ってみると一目瞭然だと思います!!(´・ω・`)
・HPは明るく、抜けの良い歪みサウンド
・LPは低域にシフトした、深く音圧があるサウンド
9Vと18V
なんとこのエフェクター通常9V駆動エフェクターと違い、18ボルトへの昇圧にも対応しているんです(´・ω・`)広々ヘッドルームで音圧があってレンジの広いサウンドを堪能したい方にはかなりお勧めです!!もちろんお手持ちのパワーサプライが9~18Vまでの変圧が可能ならお好みの電圧をさぐるのも面白そうですよね(;’∀’)ヌマァ
マイナーチェンジしても人気健在
OCDの歴史はそこそこ古く1991年にマイク・フラーによって創設されたFULLTONEが開発したオーバードライブ・ディストーションペダルなんですが、Ver1.1に始まりVer1.7。そして最新のVer2.0まで様々なファンをくぎ付けにしています。マイナーチェンジによる機種の音の個体差はバージョンによって少しづつ変化しているのでそれぞれの推しの論争が後を絶ちません(笑)。
私が使っているのはVer1.4ですが、一番多く一般流通しているタイプのようです。長く使うことで他のエフェクターと組み合わせた時の相性のイメージがつきやすく、ゲインを稼ぎたいときの設定が直感的に操作しやすく、今では一番ボード滞在歴の長いメインエフェクターです。多分OCDはこの先ずっと何回マイナーチェンジしてもギタリストのボードにとって必要不可欠な歪みの代表なんじゃないかなと思います(´っ・ω・)っ
伝統を重んじた傾向やリスペクトを受けて再作されるエフェクターももちろん好きですが、OCDのように変化を続けながらも定番として君臨する歪みペダルは今後の変化にも目が離せませんね!!
Ver2.0!「Enhanced Bypass」と「True Bypass」を実装
みんな大好きバッファの時間だよ(^_^)Ver2.0からは筐体内部スイッチでEnhanced Bypass(バッファON)とTrue Bypass(バッファOFF)が切り替え可能になったみたいです!POLYTUNEでバッファのお話はしたので割愛しますが、、、やはり昨今のエフェクターは接続過多による信号の劣化やノイズ対策をきちんと考えているし、選択型のスイッチとして実装してくれているあたり、「考えてんなぁ~(>_<)」と関心せざるを得ません。「バッファは音が変わるから・・・」という抵抗がある方は少なくともいるわけで、私みたいなバッファ教やトゥルーバイパス派に選択肢を回路にちゃんとスイッチ入れてくれるあたり、、、これだから変化に寛容な歪みは大好きなんだよなぁ(´・ω・`)
とりあえずエフェクターたくさん繋ぐ方はEnhanced Bypassに切り替えをお勧めしますまる。筐体もドライバー不要のネジ式で開けられるので簡単に設定できますよ(^ ^)
まとめ!
いかがでしたか(´・ω・`)?歴史ある中でも変化を繰り返しながらも王道の歪みサウンドとしてお勧めされているfulltone OCDの良さが少しでも伝わりましたでしょうか!?特徴をまとめますと
・ナチュラルな歪み、ジャズコを真空管アンプライクな音に変えてくれるエフェクター
・アンプや前段にかけている歪みペダルのキャラクターを打ち消さずに自然に持ち上げて歪ませてくれる
・HPは明るく、抜けの良い歪みサウンド
・LPは低域にシフトした、深く音圧があるサウンド
・18ボルトへの昇圧にも対応
・マイナーチェンジによる個体差はあれどサウンドの人気は根強い
・Ver2.0からは筐体内部スイッチでEnhanced Bypass(バッファON)とTrue Bypass(バッファOFF)が切り替え可能
こんなに使い勝手の良い歪みエフェクター、同価格帯ではなかなか無いと思います(´・ω・`)もちろん下を見ればきりがありませんが、ベストセラーというだけあってその性能はお墨付きだと思います(´・ω・`)この記事があなたの歪み事情に少しでもお役に立てたら幸いです!!読んでくれてありがとう(´っ・ω・)っ
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